【2021挙式談】契約前の結婚式場の見積もりで値引きするために

【結論】結婚式場の見積もりで値引きするためには「会場の想い」を読み取る

結婚式というのは、人生に一度きり。そんな結婚式ですが、できるだけ金額を安く抑えたいのは当然の思いです。「ケチる」と「納得いく額に抑える」というのでは、意味が違います。結婚式は、ゴールではなく「スタート」です。その後の人生で楽しく過ごすためにも、できるだけ「見積もりを安くしたい」「値引きしたい」と思うのは当然のことです。

そんなみなさんにお伝えしたい大事なことは

「値引きを交渉する」のではなく、「会場に見合った金額かを確かめる」ことです。

最終的に2~3候補に絞ったみなさんは、金額や会場の雰囲気、親の意見などを参考に最終的な結婚式場を決めることと思います。そこで重要となってくるポイントは、「見積もり総額」です。会場の雰囲気や親の意見などは変えられるものではありません。しかし、見積もり総額というのは、

会場の想い

が詰まったものです。下のようなイメージです。

実際には、そんな想いが見えることはありませんが、そんな、各会場で異なる想いが詰まった見積もり書を横に並べて比較することで、とても重要なことが見えてくるとおもいます。

筆者は何者ぞ。

私は、2021年夏に挙式を控えている新郎でございます。挙式前半年の今は、のんびり挙式中に流すムービーを作成している段階です。中小企業診断士という、経済全体、会社の財務会計、マーケティングなどを総合的に学習する資格の勉強をしており、日本版MBAとも呼ばれることもあります。そんな勉強の経験も活かしつつ、結婚式の見積りを考えるととてもおもしろかったので、まとめてみました。

私達は上述したような「会場に見合った金額かを確かめる」ために、以下のような自問自答を繰り返しました。

「なぜお花はこの金額なのか。なぜ衣装はこの金額なのか」

「ここは持ち込み料かかるから、あの友人に司会やってもらうとなるとこっちの方が高くなるな」

「なぜこっちのほうが会場使用料が高いのか」

「なぜこっちの方が値引きが大きいのか」

「なぜこっちの方が安いのに、私達はこっちに決めないんだろう」

筆者のプロフィール

3つ以上の結婚式場に行って見積もりをもらう

前提として、3つ以上の会場には見学に行ってください。最低でも2つ。以下のようなメリットが挙げられます。

  • 複数会場を回ったというだけで、会場の人の新郎新婦を見る目が変わる ←これ最も重要!!
  • 会場の費用が項目ごとに比較できる
  • 会場の雰囲気がどこも違っていて、自分たちが何を求めているのかがわかる(自己分析的な側面)

結婚式場の人になめられない、対等に立つために

私達が1つ目、2つ目の会場で言われたのは、

「ブライダル業界が出している統計では、平均1.7会場の見学で式場を決めているそうですよお(ニッコリ)」

もうその言葉が新郎新婦のみなさんをカモリに来てます。検索してもそんな数字出てこないし、誰のどんな統計の結果だよ、って感じです。

重要なのは、結婚式場とゼクシイなどの結婚式場サイトはグルということです。(正確には、結婚式場サイトが結婚式場の命綱を握っているといっても良いかもしれませんが、)

そりゃあ結婚式場を決めてくれる方が、結婚式場にとっても、結婚式場サイトにとってもメリットがあります。新郎新婦には、結婚式をやらないという選択肢も残されています。そうなってくると、一つの結婚式を開くだけで、300万前後の売り上げが得られます。ブライダル業界からしたら大きな顧客です。

結婚式場を複数回るのは本当に疲れます。一つの会場で2~3時間は余裕で拘束されます。いくらギフト券や試食があっても疲れます。多くの会場を回って、疲れれば疲れるほど、ブライダル業界にとってはメリットはありません。早く決めてもらうほうがいいんです。

複数会場を回っていると、見積もりに対する目が肥えてきます。

結婚式場の見積もりが見学後にしかもらえない

また、見積もりは会場見学後しかもらえない、ということです。これは結構ずるいところです。車や家でさえ、だいたいの金額は公表されています。そこに税金や手数料は載りますが、数%です。しかし結婚式場というのは、特別なプラン(仏滅プランや直前割引など)を除いて、金額は公表されていません。となると、金額のみで比べることはできません。

車を購入する際に、車両価格すら分からず、試乗したらようやく車両価格と総支払額がわかるということになります。普通は、カタログに掲載されている車両価格を大体見て、予算内で行けそうだなとなって、試乗して、オプションなどを含めた見積もりをもらうわけです。

見学しないと見積もりをもらえない結婚式場では、見学して見積もりもらうしかないと思います。欲しい車の車両価格も知らずに選ぶと、あんな良い会場があんな値段でやれたの!?ってことがあとから起こり得ます。

会場の雰囲気の違い、自分たちの求める結婚式がわかる

自分たちが本当にやりたい会場の雰囲気、やりたくない会場の雰囲気はぼんやりとある人がほとんどだと思います。でも実際に、見学してみるとそのような考えが正しかったのか正しくなかったのかがわかると思います。私達の場合、1つ目の会場で、

「ヴァージンロードは、たとえ見学のお客様でも、立ち入りは禁止させております」

と言われました。へえ、結婚式場ってそういうものなんだ、と思っていたら、2つ目の会場では、

「どうぞ、ヴァージンロード歩いてみてください。お写真もお撮りしましょうか?」

と言われました。気にする人、気にならない人いるかと思います。こういう会場の写真を見ただけでは分からないような特徴も見学することでわかりますし、自分たち自身も、「あ、こういう会場がいいな」というのは定まってくるかと思います。

このような背景から、3会場以上は見学することを強くおすすめします。そして、ここで始めて、「値引き」を語ることができます。

結婚式場の見積もりの「値引き」とは?

人間はみんな値引きが大好きです。そりゃあオトク感が出るので嬉しいものです。しかし、そんなに値引きして結婚式場は大丈夫なの?って思いませんか?「1軒目限定割引!」とか「当日成約特典」とか。

2~3百万円払うんだから、それくらいかわいいものだろ、と思うかもしれません。しかし、実際に結婚式の準備をすすめると、すごい経費かかっていると想います。何度もウェディングプランナーさんやカメラマン、司会の人などと相談して、衣装を決めるのにも何度も試着して、、、多くの人件費がかかっております。その割にウェディングプランナーさんやブライダル業界の人の給料は、日本の平均年収よりも低い349万円という水準となっております。

(参考:求人ボックス https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6

さらには、ゼクシイやマイナビウエディングに払う広告費、会場にかかる固定費(土地代や施設代)ももちろんあります。そして、結婚式を行うのは基本的に土日だけだと思います。相当人気の結婚式場でない限り、平日も予約でいっぱいという会場はそうそうないはずです。

でも多くの結婚式場は回っています。潰れていません。それはおそらく、割引しても

「違う項目で利益を取れて回収できる」

「そもそも利益が多く含まれている」

からだと思います。実際、以下のデータを見てみてください。

【見積りより上がった金額】

全国(推計値):101.4万円

一般の結婚式場:121.2万円

ホテル:104.1万円

レストラン:87.5万円

ホテル・式場・会館内のレストラン:86.3万円

ハウスウエディング(ゲストハウス):133.5万円

ゼクシィ結婚トレンド調査2016

恐ろしいデータですね。。。

これだけ、安く見積もられているんです。そうなると、

いくら値引きをしてもらっても、他のところでお金を取られてしまったら、値引きの意味がない

ということに繋がります。そんなカモられ方、私は許せません。自分の納得いくものに納得いく金額を払いたいのに、式場主体で思うがままに払う金額を決められるのは、「自分たちの結婚式」とは言えません。

納得いく見積もり、値引きの結婚式場にする

では、どうするか、というと、会場の想いである見積もり書の項目を一つ一つ見ていくのです。具体的なポイントとしては

  • 料理はなぜこの人数なのか、子供を含むのか、新郎新婦を含むのか
  • この料理、飲み物だと、何があって、何がないのか
  • ウェディングケーキとケーキビュッフェの両方が必要なのか
  • この値段の装花だとどのくらいのイメージなのか
  • 衣装には下着や小物は含まれているのか含まれていないのか

などです。あげだしたらキリがないですが、こういうポイントに絞って見直していくだけで、見積もりの精度はグンとあがり、契約後の金額の増加はかなり防ぐことができると思います。具体的には、以下で説明していきますが、その金額が妥当なのか、納得いく額なのか、そこに注目して見つめ直していきます。もちろん、各項目には原価も含まれていますので、複数会場の見積もりを見直しながら、だいたいの原価を考えて、カモられポイントが無いかを見直していきます。

もう一度言いますが、見積もり書は会場の想いが詰まっています。それを読み取っていくために、一つ一つの項目に注目して見つめ直していくことで、会場の想いが読み取ることができ、新郎新婦のみなさんだけでなく、会場にとっても嬉しい契約とすることができます。

では、以下に具体的な注目点を挙げていきます。

料理・飲み物

料理はだいたい一番安いコースで組まれていることが多いです。初回の見積時にはどのコースで見積もられているのか、しっかり確認すべきです。飲み物の同様です。一番安い飲み放題だと、かなり質素なことが多いので、何か含まれているのか、必ず確認すべきポイントだと思います。

また、新郎新婦分が含まれているかも見落としがちなポイントです。例えば、「60名で見積ってください」というと、新郎新婦を抜いた参列者のみの60名で見積もられます。なので、新郎新婦分を加算すると、料理だけでも数千円×2、飲み放題も加算されると数万円増えてしまいます。結婚式の見積を見ていると、数万円くらい、、、と思ってしまいますが、スーパーで数十円をケチっている、そんな現実世界を思い出して厳しくしめていきましょう!

装花費用

お花はあほみたいに高いです。ですが、何も言わないと一番質素なもので見積もられます。式場のかたも言っていましたが、その金額で実際にやる方はほいないようです。もちろんそれでもかまわないという方は良いのですが、もし、理想の会場イメージ等がある場合は、それを見せて、できる限り近づけてもらいましょう。軽く数倍あがります。

あとは両親贈呈用の花束も含まれているか確認した方が良いです。生花は持ち込み不可の会場が非常に多い為、そこも最初から含めておくのが良いと思います。※贈呈品をお花ではないものにする方は必要ありません。

花嫁身支度

これも地味にかかります。化粧・髪の毛のリハーサル代、身体の化粧(背中とか)基本セットしか含まれていないことが多いので、何がどこまで含まれているのか、確認しておいた方が良いと思います。

持ち込み関係の確認

持ち込みを多くすれば確実に価格は抑えられます。ただし、その分リスクや負担も増えます。自分たちのお金と時間に相談しながら考えてみてください。私たちがメインで確認した持ち込みリストを以下に記載致します。

  • ペーパーアイテム(教会式の場合は挙式で使う歌詞カードも)
  • 会場テーブル上の装飾品
  • プチギフト
  • 引き出物
  • お花(ブーケ・ブートニア)
  • 衣装
  • ムービー
  • 音楽(意外に厳しく、正規版のCDのみ可とかあります)
  • 牧師先生(これは特殊かな、、、(笑))

結婚式の見積もりは「三方良し」に

商売ではよく「三方良し」という表現をします。売り手、買い手、世間(結婚式の場合、ゲスト)がみんな嬉しいということです。

ここで一つ提案したいのが、先程の見積書の想いの中にあったこれに応えるものです。

この広告費を削ることで、結婚式場は嬉しい。そしてその恩恵を受けられるのも買い手である皆さんです。

詳しい内容は以下で解説しておりますので、よかったら御覧ください。