平成30年度財務会計

伝票会計

現金取引と振替取引

掛けと現金での取引が混在するときに問われる論点。現金取引は、出金伝票と入金伝票のみがあり、振替取引は、その場では現金取引がなかった取引(買掛や売掛)の記録を残すための伝票

本支店会計

支店独立会計制度と本店集中会計制度がある。前者は、本支店間で取引があった場合に、それぞれで処理をする。後者は、本店のみが処理する。

https://www.foresight.jp/boki/column/head-office-accounts/

連結会計、のれん

すでに経営活動を行っている会社の株式を購入して子会社化した場合には、投資勘定の取得原価は市場での時価であるのに対し、資本勘定は子会社の簿価純資産となるため、投資勘定と資本勘定の相殺消去において差が出るのが通常。その差を貸借対照表においては「のれん」とする。

ソフトウェアの会計処理

以下の3つに分けられる。

受注制作のソフトウェア

「工事契約に関する会計基準」の適用対象となる。ようわからん

市場販売目的のソフトウェア

通常の工業製品と同様に、研究開発活動と製品の制作活動に区分される。研究開発活動における費用は、費用処理されるが、研究開発活動終了後の制作活動において発生した費用は、「ソフトウェア」等の科目で無形固定資産として資産計上される。

自社利用目的のソフトウェア

外部から購入した場合、外注制作した場合は資産計上。自社で制作する場合には、将来の収益獲得又は費用削減が確実かどうか、判断することが必要となる。確実な場合は、資産計上となる。

サブスクリプション型は、月々の利用料を仕払手数料や維持管理費で処理するが、1年以上の長期にわたって利用する予定で、初期設定費用が一定額を超えると、資産計上となる。

リース取引

ファイナンス・リース取引

カネを借りて、ものを買って、使いながら返済するという取引において、金貸しと物売りが同一の場合のこと。自動車販売会社からお金を借りながら、車を使い、毎月ちょっとずつ返済していくイメージ。モノが故障したときの費用はすべて使用者負担で、契約は中途解約不可。所有権移転と所有権移転外とがある。

借り入れをして、資産を購入したものと全く同じ。

オペレーティング・リース取引

単純にレンタルしてその対価としてお金を払う取引。故障したときなどは、持ち主が負担してくれる。

費用として計上。

キャッシュ・フロー(間接法)

支払利息は営業キャッシュフローに記載するのが、上場企業では一般的。

細かいルールはよくわからん。

https://oneinvest.jp/financing-cash-flow/

スワップ

金利を交換して、その支払利息をお互いに払う。

https://www.shiruporuto.jp/public/data/encyclopedia/deriv/deriv402.html

fxにおけるスワップトレードは、金利が低い円はメリットしかないような書き方をする記事ばかりだったが、以下の記事でその疑問がようやく晴れた。

https://zai.diamond.jp/articles/-/304655

システマティックリスク

ポートフォリオ理論において分散投資によっては消去することができない市場そのものに存在するリスク。

https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-11828.html

有効フロンティア

A資産とB資産のリスク・リターンを示したグラフにおいて、その両方の保有割合を変化させたときの点を結んだ曲線のこと。

この曲線に、安全資産(リスクゼロの資産)から接線をひき、その接点が最適なポートフォリオとなる。この接線を市場資本線。

為替予約

外国とのやり取りにおいて、買掛金を支払うときの為替リスクを回避するために、将来の為替相場を約束すること。支払い時の為替レートに関係なく、予約した為替換算の代金を支払う。

直直差額

直物相場同士の差額で、為替予約をしてなくても生じていた差額

直先差額

直ものと先物の差額で、為替予約をしたことで生じた差額

https://cpa-noborikawa.net/furiate-kawaseyoyaku/

効率的市場仮説

ウィーク型

現在の株価には過去の株価情報がすべて織り込まれているという考え方

セミストロング型

現在の株価には過去の株価情報だけでなく、売上や財務状況といったすべての公開情報が織り込まれているという考え方

ストロング型

誰も知らない新しい情報すらも株価は織り込んでいるという考え方。インサイダー取引が存在することになってしまう

https://keiei-manabu.com/finance/efficient_market_hypothesis.html