【卒業生執筆】名古屋大学理学部を簡単にまとめる
本サイトでは、名古屋大学出身の私が名古屋大学について、情報発信をしています。
理学部を連想させるワード
- 変人
- 一見普通。でもやっぱりどこか変わってる
- 就職無理学部
理学部の特徴
どこの大学もそうですが、理科(science)の理学部ではなく、理論(theory)の理学部というイメージが近いです。
5つの学科・専攻
以下、5つあります。名前からも、高校までの科目と結びつきやすいと思います。
- 数理学科
- 物理学科
- 化学科
- 生命理学科
- 地球惑星学科
ちなみに私は、地球惑星科学科で宇宙を学びたいと、高校の初めの頃は思っていました。
理学部は宇宙系が盛ん
学科名だけだとよく分かりませんが、宇宙に関する研究を行っているところがほとんどです。
名古屋大学の理学部といえば宇宙研究、と言っても過言ではないほど、盛んです。
実際に、人工衛星もバンバン飛ばしていて、講義でも宇宙研究業界のすごい人がたくさんいらっしゃるそうです。
建物、キャンパスは比較的きれいなところが多い
宇宙研究が盛んで、成果をあげていることもあってか、建物はとても綺麗です。
駅からのアクセスもそこそこで、カフェも併設されている建物もあります。トイレもきれいなのでよくお邪魔していました。
卒業生の進路
HP内にて、分かりやすくまとめてくれています。やはり大学院への進学が圧倒的に多いですね。
中でも特徴的なのは、教員が多いことでしょうか?
名古屋大学の中では最も教員へ進む人が多い学部かもしれません。
民間企業への就職(39名)
https://www.sci.nagoya-u.ac.jp/about/graduation/#headline-1642762629/
大学院進学(207名)
高校・中学の教員(11名)
公立機関(7名)
その他(16名)
理学部に入るのがオススメの人
「名古屋大学」ならではの特徴を述べたいと思います。
宇宙関係に携わりたい人
上記の特徴のところでも記したように、宇宙関係に携わりたい人です。とても貴重な経験ができると思います。
ただ、宇宙関係の就職先としてほぼないので、就活が難しいところですが、とても面白いと思います。
知ることが好きな人
「へえ~そうなんだ」という喜びを感じたい人は理学部がおススメです。更にその喜びを次世代に味わってほしい、という思いも教員になることで叶えることができます。
理学部のイメージ
ここからは、筆者の「偏見」が多様に混ざっているので、鵜呑みにしないでください。
他学部から見た印象なので、同じような印象を持つ人もいれば、持たない人も当然います。
ちなみに私はこういう者です。
基本、どこか変わっている
名古屋大学自体、変人が多いですが、理学部はその中でも変わっている人が多い学部です。
一見、普通に見えても、どこか変わったところを持っています。変わったこだわりだったり、変なところが気になってずっと考えていたり。
思考回路が人とは少し違う人が多い印象です。
就職無理学部
就職先は苦労すると思います。大学で学んだことを直接活かせる就職先が少ない、という意味です。
理学部自体は、学問の最先端すぎて、まだ社会実装されていないことばかりです。
そういう意味でも、「就職無理」ではないにしろ、「就職苦労」はすると思います。
まとめ
名古屋大学理学部について、事実を基にした内容と、偏見を基にした内容を記してきました。
皆さんの大学、学部選びの参考になれば幸いです。
他の学部についてもまとめておりますので、よかったらどうぞ。