飛行機の翼についているパタパタの正体。着陸時や離陸時にひらひら、ぱたぱた動いているもの。

 

飛行機のパタパタ(ひらひら)

海外旅行、国内旅行に飛行機で行く時、窓の外を眺めると、まるで航空写真のよう、、、みたいな風景は基本的になく、窓から下を眺めると、そのほとんどが翼。という経験をしたことがある人はほとんどだろう。あの翼は、本当に邪魔だ。翼さえなければ、まるで空を飛んでいるかのように(実際に空を飛んでいます、はい。)地表がよく見える。じゃあパイロットになろう!と思うも、コックピットも民間の旅客機では下なんてほとんど見えない。

そうこう考えているうちに、飛行機が着陸態勢に。

うぃーーーーーーーん

なんか翼から伸びてきたぞ。

 

 

伸び終わったかと思えば、なんかパタパタ(ひらひら)してるところがあるぞ。え、大丈夫なの、あれ。すごいパタパタ(ひらひら)してるけど、意味あるの、あれ。

そういえば、離陸した後も、伸びていたものが縮んでいってたな、、、

あの伸びたり縮んだりするところとか、パタパタ(ひらひら)はなんだろう。。。

 

そんな疑問を思った人のための記事です。

パイロットの操縦

そもそもパイロットが飛行機の何を操縦しているか知っていますか?クルマだったら、ハンドルとアクセル、ブレーキとかですよね。

飛行機のパイロットは主に、エルロン(補助翼)、エレベータ(昇降舵)、ラダー(方向舵)、フラップをいじっています。

フラップ

飛行機には「フラップ」と呼ばれるものがあります。離着陸時にうぃーーーーーーーんって伸びるやつの正体です。

 

このフラップというのは、翼自体の揚力と抗力を変化させます。つまり、浮き上がれーーーって時とか、スピード落とせーーーーって時に役立ちます。

揚力、抗力ってのは翼が受ける力ですね。正確には、進んでいる向きに対して、90度の方向が揚力。進行方向とは逆方向が抗力です。ネットにある情報には、鉛直上向きの方向を揚力としているモノが多々ありますが、厳密には間違いです。水平方向に飛行しているのなら、それで良いんですが。6forces-aircraft

このイメージを見てまず強調したいのは、飛行機は頭の方向に進んでいるのではなく、そのちょっと下の角度に向けて飛んでいます。よーーーく見てみてください。

推力は機体の頭の方向。エンジンがその向きですから。推力の向きと進行方向は別です。揚力が進行方向二台した垂直に上向き。進行方向と逆向きが抗力。重力が鉛直下向きです。これら4つの力が飛行機に作用しており、フラップはこの揚力を変化させることができます、推力を変化させずに。つまり、フラップをいじると、同じスピードでも揚力と抗力を変化させられます、ってことです。

フラップは操縦するわけではない

でも正確には、パイロットがフラップを「操縦」しているわけではないんです。もちろん、離着陸時には、出したり引っ込めたりしています。しかし、細かくいじることはできないかは分からないけど、基本的にしません。そろそろ着陸だーー、出すかーー。くらいなイメージです。だから、クルマで言うところの、ん~サイドブレーキみたいな?細かくはいじらないけど、使う時はちゃんと使うみたいな。

 

じゃあ、パタパタ(ひらひら)は何でしょう?

 

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パタパタ(ひらひら)の正体はエルロン

エルロン、エレベータ、ラダー。この3つがパイロットが操縦するところです。以下の図で説明します。

aircraft-operation

専門用語バンバンですが、図を見てがんばって理解してくだい。

まず、左から。エレベータをいじると、飛行機の頭が上がったり、下がったりします。つまり、上下の運動に大きく関わっています。これは専門用語では、ピッチ角の変化を表します。

次に、エルロン。これは本来、右の翼と左の翼で逆向きに動作します。これが結構肝だったりします。

後述します。

そうすると図のように飛行機が回転します。(本当はどれも回転しているんですが)よく、離陸直後とかの方向転換の時に行われますね。

最後に、ラダー。これはわかりにくいですが、簡単に言うと、クルマが曲がる時みたいなイメージ。つまり、離陸前とか着陸後とかに滑走路で曲がるでしょ?あの時みたいな運動を空中でやっているということです。

 

そして、パタパタ(ひらひら)の正体は2つ目のエルロン。パイロットがみなさんを酔わせないようにエルロンをパタパタ(ひらひら)させることで、飛行機の横揺れ(首を左右に傾けるような動き)を防いでいます。正確には、コンピュータがパタパタ(ひらひら)させてたり、勝手にパタパタ(ひらひら)させたりしています。

もうちょっと噛み砕くと、ちょっと右に傾いた時に、右のエルロンが下向きに力を受けて下向きにパタ(ひら)、左のエルロンが上向きに力を受けて上向きにパタ(ひら)。そうすると、右側が揚力大きくなって、左側が揚力小さくなる。すると、左に傾こうとする。

細かい原理は、ここでは割愛しますが、これは旅客機の大きな特徴です。旅客機は安定するように作られているので、ちょっと風を受けて、揺れても元に戻るように設計されているのです。

おもしろいですよねえ~。ちなみに、ここでは、エルロンのパタパタ(ひらひら)しか説明しませんでしたが、エレベータとラダーも同じようにパタパタ(ひらひら)してるはずですよ。

まとめ

筆者なりに解説してみましたが、伝わりましたでしょうか?戦闘機でもまた、大きく特徴が違うので、いつか解説させてください。

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