Uberの「空とぶクルマ = eVTOL」その実現性は?詳細仕様から考察②

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https://www.uber.com/jp/en/elevate/uberair/

前回の記事

本記事は前回の記事の続きになります。以下からお読みください。

前回の記事はこちら。

 

https://www.sukenojo.com/entry/UberVehicles

 

 

ミッション

飛行距離

予約されたミッションのため、メンテナンスしながら60マイル(=96km)飛ぶことができる必要があります。意外と短い距離です。

 

バッテリーの要求が低いからこそ、技術的な実現可能性が高く、より実用化に近いと考えることもできます。また、使用用途もピンポイントに絞っていることが予想できます。

 

離陸

5000feet(1.5km)までホバリングで上昇することができること。これを満たせば、多くの都市で利用可能だということです。

巡行

標高1500feet(=450m)の環境で、150mph(時速240km)で巡行(水平飛行)できなければなりません。

早いですね~。このスピードなら、目的地まで直線で向かうことができて、渋滞を回避できるUberAirは十分メリットがありそうです。

持続性

バッテリーを充電しながら、25mile(40km)分のミッションの間、少なくとも3時間は継続的に飛行できる必要があります。つまり、如何に効率よく飛べて、速く飛べるかがこの要求を満たせるかにかかってくるということです。

以下にフライト方法を示します。

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https://s3.amazonaws.com/uber-static/elevate/Summary+Mission+and+Requirements.pdf

 

A.地上で乗客をピックアップして、飛ぶところまで移動

B.垂直に上昇

C.状態遷移&上昇

D.ターミナルを離れるように移動

E.加速かつ上昇

F.巡行(時速240km)

G.減速かつ下降

H.ターミナルに近づくように移動

I.状態遷移&下降

J.垂直に下降

K.降り場まで地上で移動

L.待機

 

この過程を如何に効率よく行っていくかが、機体メーカーの腕の見せ所です。どこにどうアプローチするかで今後の命運が分かれてきそうです。

 

ちなみにC. I. にある状態遷移ですが、これはまたいつか説明しますが、簡単にいうと、オスプレイを想像してくれればいいです。一時期、その危険性から話題になったアメリカ軍の輸送航空機です。あれは、プロペラの向きが変わります。あの状態のことを「状態遷移」と言っています。

詳しくはこちらの記事で。

coming soon…

 

Uberの強み

Uberの空とぶクルマeVTOLを見てきましたが、どうでしたか?

機体メーカーはなぜ自分たちで売らないの?と思うかもしれません。カーメーカーは町のディーラーで車を売っています。あんな感じで売ればいいのに。

でも、現状として空とぶクルマeVTOLはそれが難しいです。

  1. 法整備の問題
  2. サービスの問題
  3. 使用者の問題

みんながみんな好き勝手飛ばしていたら、道路がない空では事故だらけです。現在、空港の管制塔の役目をだれがやるんですか、という話です。それに対して、Uberが一元的に管理することで自動運転システムを使って、ぶつからないように調整します。責任はすべてUberが追うわけです。

また、UberAirのターゲットも注目です。空とぶクルマは、全員が全員必要となるものでもありません。そりゃもちろんあったら便利だとは思いますが。したがって、個人所有のものにするより、シェアした方が元がとれます。

富裕層向けではあると思うので、Uberは儲かりますしね。

 

こういう面から考えると、Uberはこのシステムを担うには最適だといえるかもしれません。

 

まとめ

日本で空とぶクルマに乗れるのはいつになるんだろうなあ。

 

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