これからの時代に絶対に必要【EMC勉強会】①~EMCをみるBCI試験とは?~
はじめに
自動車業界はもちろん、これからの時代はIoTでどんなものも「通信」しています。そんな通信機器が、世に出る前に必ず通るのが、EMC試験です。そのEMC試験の代表格の一つ、BCI試験について簡単にまとめてみました。
自分の備忘録として、、、
BCI試験とは
ラジオ/TV放送、トランシーバ,アマチュア無線、及び携帯電話などの
無線電波に対するイミュニティ試験です。
BCI試験は、想定されるノイズ電流をBCIプローブにて印加し、
車載商品が影響を受けないかを確認するための試験方法です。
つまり20字でまとめると
⇒「BCIプローブに印加し、誤動作を見る試験」
エミッション試験とイミュニティ試験
エミッション試験
エミッション試験においては、 装置から放射される伝導性や放射性の妨害の強度が
所定の限度値を超えないかどうかの評価が行なわれる。
この限度値は、ある装置の動作が、
他の装置の動作や無線通信に対する著しい妨害を生じないことの保証を
目的としたものである。
イミュニティ試験
イミュニティ試験は、放送波や他の電子機器が発生する電磁波の影響を想定した耐電磁放射試験や耐伝導性試験および電源周波数磁界暴露試験と、自然現象を想定した静電気や雷サージおよび他の電子装置が発生するファーストトランジェント/バースト試験などの、電磁過度現象に耐える能力を持っているかを確認するトランジェント系試験に分類できる。この試験は、IEC 規格にIEC61000-4 シリーズとして規定されている。
わけわからんわ。。。
EMC試験を学ぶ上では避けては通れないイミュニティ試験とエミッション試験
マイクロウェーブファクトリー株式会社という電波計測に強いメーカーがこんな分かりやすい絵を出してくれてました!
図にしたら急に分かりやすいわあ~
つまり20字でまとめると
エミッション⇒「製品・ハーネスから出るノイズの評価試験」
イミュニティ⇒「世のノイズにどれだけ影響されるか見る試験」
BCI試験はどうやってやっているのか
ふふふ、、、原理は、、、知りません。
ごめんなさい(笑)
ただ見た目はこんな感じ。どーん。
(参照:NoiseKen)
ハーネスをプローブで挟み込む。これで想定されうる強い電磁界ノイズを誘起して
耐えられるか見るんだって。
すんごい、ドMやん。
この試験は基本的に電波暗室だったり、シールドルーム等の他の電波を遮断できる環境でやることが多いらしい。銅板机って呼ばれるものの上に乗せて使うんですが
まあ実際見てみると、あ、こんなもんですか。
って感じです(笑)
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