ミーツカンパニー体験談~2020年2月最新版・評判と実態~

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ミーツカンパニーとは?

株式会社DYMが開催している最大8社と出会える合同企業説明会のことです。学生は無料で参加することができ、各企業との座談会の時間もそれぞれ設けられており、ミーツカンパニーのHPでは、即内定が出る!とも謳っております。

そんなミーツカンパニーは東京で開催されることがほとんどで、大阪や名古屋、札幌などでも期間によっては開催されております。そんなミーツカンパニーが名古屋で、理系学生限定のイベントを開催していたので、実際に参加してきました。その実態をここでは明らかにしていきます。

www.meetscompany.jp

 

当日のタイムスケジュール

当日は、以下のタイムスケジュールでした。

  1. 各企業のプレゼン(各社5分×8社)
  2. 学生グループワーク&フィードバック(30分)
  3. 企業と学生の座談会(各社15分×8社)
  4. アンケート解答(5分くらい)
  5. フリータイム:企業の方と学生との話す時間(10分くらい)

初めはどうかとおもいましたが、かなりぎゅっと詰め込まれており、コスパの良い一日となりました。参加学生は全部で14名(名古屋・理系というキーワードがこの人数になったのであろう)

全部で8テーブルあり、テーブルによっては、1人のところも。

企業との座談会でも自分の聞けたいことばかり聞けて、とても貴重な体験だったと思います

出会えた企業一覧

ここが一番気になるところかもしれませんが、実際の企業名を出すのは守秘義務に違反すると思われるので、ぼかしながら挙げていきます。

  • アウトソーシング会社(未上場・近いうちにIPO実施):設計開発・エンジニア
  • アウトソーシング会社(未上場):設計開発・エンジニア
  • ソリューション事業(東証JASDAQ):取引先はメディア業界からメーカーまで
  • アウトソーシング会社(グループの親会社が東証1部上場):設計開発・エンジニア
  • 電子部品会社(未上場):コネクタ製造メーカー
  • IT系商社(未上場):ITインフラからシステム開発まで
  • 経営ソリューション事業:新卒から経営者200人と会える会社らしい
  • 専門商社(名証二部):電子部品を扱う専門商社

理系学生限定というだけあって、IT系や設計開発のアウトソーシング会社が多い印象です。ただ、メーカーやITとは全く関係なく、本社が名古屋というわけでもない企業もあり、新鮮ではありました。

グループディスカッションの内容

「日本の就活はどう変わるべきか」

でした。まあ、当たり障りのない議論ですね。議論時間が15分。その後、各テーブル発表。(さすがに少なかったので、テーブルは4つになりました)最後に事前に選ばれた企業4社の人事の方からフィードバック。しかし、これも個人に対するものではなく、あくまで全体に対してだったので、一般的なものばかりで全くフィードバックになっていませんでした。

広告と実態の違い

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まず、ミーツカンパニーのHPでは、どのようにこのイベントを謳っているか挙げておきます。

  1. 開催数が多く、全国で開催
  2. ナビ非掲載の優良企業、厳選企業の参加
  3. 就活生利用率4人に1人
  4. 年間入社4000人以上
  5. 少人数座談会形式
  6. リクルーターが専属でつく
  7. マッチング→特別選考
  8. 内定までのスピードが早い

こんなところでしょうか。

実態

上の広告にツッコミを入れていきます。

  1. 「開催数が多く、全国で開催」これは認める。実際、全国で開催されているし、今回筆者が参加した理系学生限定とかは少ないが、基本的に毎日どこかでは開かれている。東京では、日程には困らないだろう。
  2. 「ナビ非掲載の優良企業、厳選企業の参加」ナビ非掲載の企業は今回2社のみだった。(リクナビマイナビ)これらの企業は共に上場しており、これは優良企業に含めることができるのではないだろうか。「厳選企業」という言葉は、広告文句だ。今回の会、終了後、企業の方がDYMの方に挨拶しに行っていた。厳選はしていないだろうが、数多くの企業が参加していることはわかる。
  3. 「就活生利用率4人に1人」これはわからない
  4. 「年間入社4000人以上」これもわからない。が、今回参加した学生の中で、当日に特別声をかけられている学生は見当たらなかった。
  5. 「少人数座談会形式」これはまさにその通りだ。ここが一番大きい。実際、筆者と同じテーブルの学生も幅広い企業の方とたくさんお話をして、就活を振り返ることができたようだ。最後にはかなり意識高くなっていたように思える。筆者もいろいろな聞きたいことが聞けて、就活のためだけでなく、長い目でいい勉強ができたと思う。
  6. 「リクルーターが専属でつく」LINEを交換させられた。その後、連絡はなく、こちらからも連絡していない。素性も分からない人に相談しても、筆者はあまり有意義に感じない
  7. 「マッチング→特別選考」会場でそこまで進んでいる人は見当たらなかった。メールや別ルートではあり得るかもしれない。
  8. 「内定までのスピードが早い」これも企業によっては、だろう。こういうのを期待して行くのはやめた方が良いと思う。そもそも早く内定がほしいだけの人は、就活なんてしなくてもいいし、これは大きなメリットにはなりえないだろう。(2月の時期では)

感想

筆者が感じたメリット、デメリットを以下に挙げていきます。

メリット

  • 興味なかった業界を見ることができる(強制的に)
  • 社会でばりばり働く人たちとたくさん話すことができる(就活にとって、これは結構大事だと思う)
  • 株をやっている人は、隠れた優良企業を見つけることができる

デメリット

  • 知っている企業や興味ない企業しか参加していなかった場合の時間のムダ感は半端ない
  • 希望の企業があって、そこと出会えるかもしれないという期待はほぼ確実に通らないので、そういう希望がある人にはおすすめしない
  • 受け身な就活スタイルで企業側から来てほしいという人にもおすすめしない。企業もそれほど積極的ではない印象(広報活動の一種と捉えている印象)なので、そういう出会いはよっぽどマッチングしないとありえない

まとめ

評判どおりであって、期待しすぎても良いことはありません。企業側からどんどんオファーがきて、楽にすぐに内定がもらえる幻想は捨てたほうがいいです。ただ、使いようによっては、とても有意義な機会を提供してくれるので、学生の特権を使って多くの企業を見ることができる点では、とても価値あるものだと思います。

迷ったら、一度参加すべきだと私はすすめます。

 

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